筐体設計

開発ポイント

■筐体設計について

筐体とは、機器や装置を収納して保護するためのケースを指します。設計にあたっては、強度やデザイン性を考慮しながら、構造を検討する必要があります。また、内部に収納する物との組立性も重要なポイントです。当社では、RFIDタグを収納するための樹脂ケース設計を主に手がけています。樹脂ケースは複雑な形状・多様な色調が表現でき、RFIDタグ単体では難しい外観を実現することが可能です。

ロガーケース/クーバングルヘッド

■使用目的・環境に合わせた設計が可能

筐体は最終製品の一部であり、内部に収納するRFIDタグに防塵・防水などの機能を付加するという重要な役割を担います。当社では、これらの機能を考慮した筐体設計を行うことが可能です。特に、RFIDタグを樹脂ケースに組み込んだ後、超音波溶着で封止する仕様を得意としており、溶着部のリブ形状や寸法、配置なども考慮して設計を行います。

■企画から量産まで対応

お客様のご要望をお伺いし、取り付けるタグ等の仕様に合わせた筐体の設計を3DCADソフトを用いて行います。また、ご要望に合わせた形状や材質の提案も承ります。
CGレンダリングなどを用い、事前に仕上がりのイメージ(形状や質感など)をご説明することにより、仕上がり後の現物とのギャップを最小限に抑えることが可能です。
また、RFIDタグの設計も当社で行うことから、タグへの負荷を抑えた固定方法など、組み込みを前提とした設計を行える点も強みの一つです。


開発事例


クーバングル

筐体設計によるリストバンド開発