RFIDデータロガー

4種類のセンサー（温度／湿度／照度／加速度（衝撃））を搭載した、セミパッシブ型のRFIDデータロガーです。
センサーの動作、データの一時記憶などに必要な電力は、内蔵電池から供給されます。取得したデータの読み出しにはUHF帯のRFID通信を用いるため、離れた場所から非接触での読み出しが可能です。RFID通信にはリーダーからの照射電力のみを用いていますが、セミパッシブ型にすることで長い通信距離を実現しました。
製品の輸送・保管時の環境データを記録しておくことで、トレーサビリティーを向上させ、品質管理の高度化に貢献します。
温度／湿度については定期的にデータを保存（常時データ）、異常データが検知された場合その時点からのデータを保存（アラームデータ）しています。それらのデータをRFID通信で後から読み出すことで、適正な環境下で製品が輸送・保管されていたことを確認することが出来ます。