RFIDとは

RFID(Radio Frequency Identification)とは、無線通信を用いてタグのデータを読み書きする自動認識技術のことを指します。RFIDの技術を用いて作られたICタグをRFIDタグと呼びます。
現在では、交通系ICカードや社員証などにRFID技術は広く活用されています。中でも最近では、物流・アパレル・医療など様々な業界でも活用されており、バーコードやQRコードに代わる新たな技術として活躍の場を広げています。

■RFIDの特徴

RFIDは無線通信でデータの読み取りを行うため、この通信方式を活かした多くの特徴を持ちます。

長距離通信
RFIDでは数m離れたタグも読み取ることが可能です。遠くにあるタグも管理できるので資材管理などに使用されています。
同時に複数読み取り
複数のタグを一度で読み取ることが可能です。バーコードのように1個1個タグをチェックする必要がなくなり、業務効率が大幅に上がります。
メンテナンスが少ない
RFIDは無線通信で読み取りを行うため汚れなどがついても読み取れなくなる心配はありません。また電池の交換が不要のため、メンテナンスが少なくて済みます。
データの書き換えが可能
RFIDはデータの書き換えを何回でも行うことが可能なため、運用履歴などトレーサビリティにご利用いただけます。ICカードでは、ポイントシステム等の機能として利用されています。

NFCとは

NFC(Near Field Communication)とは、13.56MHzの周波数を用いた近距離無線通信規格のことを指します。NFCは、ISO/IEC18092(NFCIP-1)及びISO/IEC21481(NFCIP-2)に準拠する規格です。
実際の推進については、NFCフォーラムがこの国際規格に則り、既存の非接触ICカードとの互換性を考慮した実装仕様を決めてNFCの普及を進めております。

2013年5月現在の規定ではNFCタグは下記のようになっています。

  • NFCタグT1 = Topaz
  • NFCタグT2 = MifareUL/MifareUL-C/NTAG
  • NFCタグT3 = FeliCa/FeliCaLite(-S)
  • NFCタグT4 = MifareDesFire (ISO14443-4)

NFCデバイスには以下の3つの機能が存在します。

  • ①リーダライタ機能…デバイスを使ってNFCタグを読み取る
  • ②P2P機能…デバイス同士で互いの情報(メールアドレスなど)をやり取りする
  • ③カードエミュレーション機能…デバイスをICカードとして利用する

■NFCタグの使い方

NFCはスマートフォンを使用して、一般への幅広い普及を目指して作られた規格ですが、使い方としては主に以下のようなことが考えられます。

  • 1.スマートポスター
  • 2.店舗でのクーポン発行る
  • 3.会員管理
  • 4.トレーサビリティ
  • 5.懸賞品やプレゼントを活用したWebへの誘導

ここに列挙したのは、ほんの一例に過ぎません。NFCはWebと実体物との紐付や、スマートフォンやタブレットPCなど実物と実物との繋がりを容易にしてくれる機能です。
最近では、動画広告やネットショップへ結びつるためのマーケティングツールとしてご利用いただいております。

UHFタグとは

UHF帯の周波数を利用するICタグのことを指します。
UHFとはUltra High Frequencyの略であり、極超短波と呼ばれる300MHz~3GHzの周波数電波のことです。
国内の、UHF帯ICタグでは基本的に920MHzの周波数を使用します。通信距離が1~10mと長く、今後の導入が期待される製品となります。
一方で、水や金属に弱いため用途に合せて、UHFタグを選択する必要があります。

Dualタグ(UHF帯とHF帯ICチップを搭載)

Dualタグ(UHF帯とHF帯ICチップを搭載)

イーガルドでは、お客様の用途にあわせたUHFタグの設計・開発を行なっております。

■UHFタグのメリット・デメリット

メリット 一括・多読に強い 車両の出入管理や流通管理など
多読性や通信距離の長さが必要なシーンで活躍します。
長距離可能
安価
デメリット 環境によって読取が不安定 HF帯と比べ金属や水の影響を受けやすいです。