RFIDコンサルティングサービス

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非接触ICは無線通信機器です。しかも現在最も使われているものはパッシブ型と呼ばれ、データキャリア(カードやタグ)側に電源を持っていません。リーダライタからの微弱な電波で電気を起こすなど、その扱いは思っている以上にシビアなことがあります。同じ規格のカードを購入しても通信特性に違いがあり、うまく通信ができない事があります。これはカードのサイズやチップはJISまたはISOの規格に則っていても、通信能力の特性はカード製造メーカの仕様によって違うために発生する現象です。また、安易に低価格の物を購入すると、印刷の不良や通信不良などが多く発生し、かえってコストが高くつくこともあります。当社では、新規導入に当たっての通信及び設定、運用のアドバイスから、既に導入されていて問題が発生した場合の対処方法まで非接触IC関連のことについてはすべて対応させて頂きます。

コンサルティングの内容

【ICカード及びタグ新規導入に当たってのコンサルティング】

新規の導入の場合、特に非接触ICを初めて使う場合には、その通信特性、セキュリティ方式、格納データなどどうすればいいのか分からないことが多いと思います。当社ではお客様の要望をヒアリングさせていただき、最適なICチップ、最適な形状、より永い期間に渡って使える材質を、出来る限りコストを抑え、尚且つ、非接触ICの能力をフルに発揮できるようご助言をさせていただきます。運用方法の検討などによっては、セキュリティの向上や運用の効率化などににつながることもあります。当社の豊富な経験を積んだ社員が、御社のご要望に最適なプランを提案させていただきます。

【チェックポイント】

材質は仕様環境に耐えられるか?

RFIDにおけるコンサルティングポイント

【既存システムでの不具合原因調査】

不具合には2つのタイプがあります。一つは原因がすぐに特定できるもの、もう一つは原因がすぐには特定できないものです。例えばプリンタでの印刷や印字の失敗などは比較的原因の特定が簡単なことが多いと言えます。一方、通信の不具合に関しては、原因の特定が難しいケースが多いと言えます。例えば、リーダ側も正常に動いていて、カードやタグも通常使用では問題がない。しかし導入現場では通信不良が頻発するようなケースです。このように無線システムでは通信エラーが発生しても、なぜそれが起きているのか原因がすぐには特定できない場合があります。当社では豊富な問題解決の経験を基に、スペクトラムアナライザでの計測を初め各種試験を駆使し、いつどこでどのような現象が起こっているかの調査を実施します。

スペクトラムアナライザによる解析の一例

データキャリアの共振周波数の一例

データキャリアの共振周波数の一例

リーダライタからの出力の一例

リーダライタからの出力の一例

解決策の提案

セキュリティや運用方法については提案書を提出し、より良い方法を打ち合わせさせて頂きます。コストや通信の場合は、各々個別の原因があるので、その都度最良の方法を提案致します。一つ言えるのは、私共はカードの印刷からアンテナの設計、メモリ内部のデータ設定に至るまでRFIDに関わることであれば長年のノウハウが蓄積されているということです。私共のノウハウを有効活用して頂ければ幸いです。

導入後のサポート

ICカードはそれ単体で使うことはありません。ただ見せるだけのカードならばICの入っていないカードを使えば済むからです。必ずシステムの中に組込まれてデータ認証もしくはデータを運ぶ役目を担います。従って、販売したら終わりの売り切り商品ではないのです。導入してからが私共の仕事が始まると言っても過言ではありません。電話問い合わせ、訪問による調査、新しい情報の提供など、常に質の良いサポートを提供するよう努力を惜しみません。

実際のコンサルティング例

【D社の場合】~既存システムのコンサルティング(通信不具合)

RFIDシステム導入現場にて
カード読取ができない現象が多数発生。

カード及びリーダライタの特性調査の結果、
リーダライタとカードの通信が適合していない事が判明。

リーダライタ側の改善と共に、特性を合わせた専用カードを作成し解決した。

【C社の場合】~既存システムのコンサルティング(印刷不具合)

RFID導入現場にて
カードの印刷が剥れる現象が多数発生。

カードの調査を行った結果、
印刷層の保護が脆弱であることが判明。

カード作成方法を変更し強固な印刷保護方法にすることによって解決した。

【A社の場合】~新規導入に当たってのコンサルティング(フェリカフォーマット)

フェリカカードの社員証を検討していたが
内部にどの様なデータを持てばいいか
経験不足のため決定ができなかった。

当社でエリア及びサービス内容などのデータフォーマット案を提出し、担当の方と綿密な打ち合わせを行った。

結果として当社案でまとまり現在も問題なく稼働をしている。

【O社の場合】~新規導入に当たってのコンサルティング(マイフェアセキュリティ)

マイフェアカードによる会員証を検討して
いたが、ポイント情報をカードに持たすため
どの様な運用にすればセキュリティが
守られるのかが分からず頓挫しかかっていた。

当社でマイフェアカードのキーA及びキーBを使った
アクセス制限と各ブロックの設定及びリーダライタの
運用方法を提案した。

結果として当社案でまとまり現在も問題なく稼働をしている。

【Y社の場合】~既存システムのコンサルティング(納期の改善及び価格低減)

とある企業からICカードを購入していたが
品質は悪くないが納期が遅いことと、
小ロットの価格が非常に高く難渋していた。

当社でカード印刷及び加工方法を変更することを提案。

結果として当社案でまとまり小ロットの発注時でも納期が早く、価格も相当低く抑えることに成功した。

【R社の場合】

RFID導入現場で利用者より
カードの読取がおかしいことがあるとの
報告が多数発生。

同ロットで購入した未使用のカード2,000枚を調査した結果、カードの特性にかなりのバラつきがあることが判明した。さらに詳細に調査をすると少なくとも3種類、明らかに制作現場の違うカードがあることが判明した。

当社ではR社に報告書を提出し、R社はロットアウトとして購入先に不具合カードを返品した。