非接触ICカード

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ICカード(非接触)は今までのIDカードに比べると格段にハイセキュリティでメモリバイトも多く、様々な分野で使われています。IDカードの歴史を見ると、初期に活躍したバーコードカードはデータ書換が出来ず使い道が限られていましたが、磁気カードの登場によりデータの書き換えが可能になり、飛躍的にIDカードの使い道が広がりました。
しかしながら課金情報や個人情報を格納するには、磁気カードではセキュリティが低く、メモリバイトが少ないことに難点がありました。その問題点を克服し、尚且つユーザにとって使い勝手も良くなったものがICカード(非接触)です。ICカード(非接触)には様々なタイプがありますので、使う方にとって最も適合するタイプを選ばなければいけません。

ICカードの選び方

マイフェア(mifare)カード

Mifare1K

■Mifare1K

世界でもっとも使われているICカード(非接触)の一つ。誰でも開発できる簡便なシステム体系を持ち、且つ安定したセキュリティ 体系をあわせ持つ優れたICカードです。欧州の多くの公共交通機関のパスカードとして使われている世界のスイカと言えるカードです。


Mifare1K

■Mifare4K

Mifare1kのメモリを大きくしたタイプです。Mifare1kではメモリ数が足りない場合に使います。 Mifare1kと同じコマンドでコントロールできるため、混合して使用した場合でもシステム開発工数がかかりません。


Mifare1K

■MifareUltralite

Mifare1kの廉価版。Mifare1kと違いキーセキュリティを持っていないカードです。7バイトのユニークIDを使いシステム 開発をする必要があります。セキュリティとしてはワンタイムライト機能などがあります。


フェリカ(FeliCa)カード

Mifare1K

■FeliCa

日本でICカードと言えばこれというカードです。強固なセキュリティを持ち、日本の交通系はほとんどがFeliCaカードを使用しています。


Mifare1K

■FeliCalite

Felicaカードの廉価版。フェリカカードはハイセキュリティのため高価ですが、同じ通信体系で安価に導入できるのが特徴です。


Mifare1K

■FeliCalite-S

FeliCalite-SはFeliCaliteの後継商品です。
従来のFeLiCaliteよりもセキュリティが高くなっていますが、価格は低く抑えられております。廉価で使い勝手が良いカードと言えます。


その他の非接触ICカード

■Icodeカード

ISO15693に準拠したICカードです。キーセキュリティはなくユーザメモリバイトも少ないですが、近傍型と呼ばれる規格で、通信距離が比較的長いのが特徴です。

■Tagitカード

ISO15693に準拠したICカードです。キーセキュリティはあいませんが、ユーザメモリバイトは複数種類から選べます。ICチップは米国のテキサスインスツルメンタル社製です。


■EMカード

125KHzの長波帯カードです。書換可能のタイプと読取のみのタイプを用意できます。入退室管理などによく使われています。

■コンビカード

●13.56MHz & 125KHz
短波帯(13.56MHz)のICチップと長波帯(125KHz~134KHz)のICチップを一つのカードに収めたカードです。 収めるチップは様々なタイプから選択できます。


■Hitagカード

134KHzの長波帯カードです。Haitag1もしくはHaitag2どちらでも用意することが可能です。入退室管理などによく使われています。

■UHF帯カード

短波帯や長波帯よりも通信距離が長く、リーダの出力や使用環境によって4~5m程度の通信距離を実現できます。駐車場への入場管理など通信距離が必要な場所で活躍します。


ICカードとは

ICカードとは、カードの内部にICチップ(半導体集積回路)を埋め込んでいるものです。 一見すると磁気カードタイプのキャッシュカードやクレジットカードと同じような見た目ですが、優れた長所があるのが大きな特徴です。 ICカードと磁気カードを比較してみると、多くのデータを記録することができることやデータを暗号化させることができるためセキュリティが大幅に向上していることがメリットとなります。 かつて磁気カードが主流だった頃はキャッシュカードやクレジットカードを偽造し悪用するケースが社会問題化したことがありました。 ICカードが登場したことによって偽造をすることが非常に困難になったことが安心して利用することができるメリットになっています。

ICカードの仕組みは?
ICカードに内蔵されているICチップにはデータを記録するためのメモリだけが内蔵されているものと、CPU(中央演算処理装置)とメモリが内蔵されているものがあります。 日本で一般的に製造・使用されているのはCPUが内蔵されているものが多いと言われています。 その中から更にデータの読み書きをする仕組みによって接触式と非接触式の2種類に分けられます。

接触式には接点端子が内蔵され、非接触式にはアンテナコイルが内蔵されています。 接触式の場合は接点端子とリーダライタなどの端末と接触させなければいけませんので、汚れや湿気、静電気に弱いという特徴があります。 非接触式の場合は内蔵されているアンテナと微弱な電波を活用することによって端末とのやりとりが可能になっていますのでサッとかざすだけで使用できるというメリットがあります。 例えば交通系で活用されているICカードの代表例として、SuicaやPASMOなどがあります。 現在は交通系ICカードも全国エリアで相互利用が可能になっていることからとても便利に活用することができます。 身近なところではEdyやWAON、nanacoなどの電子マネーをご利用になっている方も多いと思います。 安全で手軽に利用することができるというメリットが大きいことから、今後も色々なシーンで更なる利用者増が見込まれています。

今後は便利に使うことができるICカードが普及するためにも、今以上に使用できる場所が増えることが期待されています。 せっかくICカードを持っていても使用するための端末が設置されていなければ使うことすらできないため意味がありません。 幅広い分野で活用できるようにインフラを整備することが急務であると考えられます。